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当院の研究

 当院では、加齢によるどのような症状の経年変化が疾患の発症や予後に関連しているのか、という研究を、東京大学医学部附属病院と共同で行っています。
この研究の対象者に該当する可能性がある方で、

〇診療情報等を研究目的に利用または提出されることを希望されない場合

〇研究への協力を希望されない場合、あるいは協力を途中でおやめになりたい場合

は2021年8月31日までに末尾に記載の問い合わせ先までご連絡ください。

【研究課題】

経年観察による老年症候群の臨床的有用性に関する研究


【研究機関名及び本学の研究責任者氏名】

この研究が行われる研究機関と研究責任者は次に示すとおりです。
研究機関   たいようクリニック
研究責任者  院長 中野博司
担当業務   データ収集・匿名化・データ解析・学会発表


【共同研究機関】

主任研究機関 東京大学医学部附属病院・老年病科
研究責任者  山田容子 助教
担当業務   データ解析・論文化


この研究に利用する情報は共同研究機関の範囲のみで利用されます。

【研究期間】

承認日~2026年3月31日

 

【対象となる方】

2015年10月1日 ~ 2021年3月31日の間に当院を受診された65歳以上の方。

 

【研究の目的】

疾患の発症の早期予測や入院などのイベントの回避につなげることです。

 

【研究の方法】

 たいようクリニックの開設時(2015年10月)からの全通院患者数のうち65 歳以上の男女に対して、毎年、1 月から 3 月の 3 か月間に1回、老年症候群として転倒・視力障碍・聴力障害・もの忘れ・尿失禁・疼痛・うつ傾向・階段昇降障害・杖歩行・眩暈感につき聴取していますが、この情報を用いて研究を行います。
基礎疾患(糖尿病、高血圧、認知症など)や入院などと老年症候群の経時変化が関連していないかどうかについて検討します。
解析はたいようクリニック院長および、東大病院で行います。
たいようクリニックで収集した情報を匿名化したのち、電子媒体で東京大学医学部附属病院老年病科へパスワード付きのe-mailで送られます。

 

 この研究は、東京大学医学部倫理委員会の承認を受け、東京大学医学部附属病院長
の許可を受けて実施するものです。
これまでの診療でカルテに記録されている病歴や血液検査、生理検査などのデータを収集して行う研究です。特に患者さんに新たにご負担いただくことはありません。

【個人情報の保護】

 この研究に関わって収集される情報・データ等は、外部に漏えいすることのないよう、慎重に取り扱う必要があります。


 収集したデータは、東京大学医学部附属病院老年病科に送られ解析・保存されますが、送付前に氏名・住所・生年月日等の個人情報を削り、代わりに新しく符号をつけ、どなたのものか分からないようにします(このことを匿名化といいます)。匿名化した上で、施錠可能な机の中で厳重に保管します。ただし、必要な場合には、たいようクリニックにおいてこの符号を元の氏名等に戻す操作を行うこともできます。

 この研究のためにご自分(あるいはご家族)のデータを使用してほしくない場合は院長にお伝えいただくか、下記の問い合わせ先にご連絡ください。研究に参加いただけない場合でも、将来にわたって不利益が生じることはありません。
ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただいたものとさせていただきます。

 研究の成果は、あなたの氏名等の個人情報が明らかにならないようにした上で、学会発表や学術雑誌、国内及び海外のデータベース等で公表します。
収集したデータは厳重な管理のもと、研究終了後5年間保存されます。保管期間終了後には、HDDのすべての情報はデータの消去を行います。なお研究データを統計データとしてまとめたものについてはお問い合わせがあれば開示いたしますので下記までご連絡ください。

 この研究に関する費用は、東京大学医学部附属病院老年病科の奨学寄付金から支出されています。
本研究に関して、開示すべき利益相反関係はありません。
尚、あなたへの謝金はございません。

 

 この研究について、わからないことや聞きたいこと、何か心配なことがありましたら、お気軽に下記の連絡先までお問い合わせください。

2021年5月

【問い合わせ先】中野博司
〒311-2113 茨城県鉾田市上幡木1401-1
たいようクリニック
電話:0291-32-8062

【資料】

第63回日本老年医学会学術集会(2021年開催)での発表

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